天空橋朋花「子作り逆レ●プのお供と言えば葡萄酒ですよ〜」
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◆FreegeF7ndth
[saga]
2020/05/11(月) 23:50:13.04 ID:i9qakCF1o
※50
さらさらと細い雨音が聞こえた。
朋花の息遣いと、シーツがしゅっしゅっとよれる響きが聞こえた。
それ以外は、砂時計の落ちる音が拾えそうなほど静かだった。
「……挿れたら、しばらく静かにしていてくださいね」
朋花は、ぼんやりしたリクエストをしてきた。
「いま、あなたに何か言われたら、それだけで……ナカ、きつくしちゃいます」
……なるほど。
「挿れてから、さんじゅっぷん……ですか……まともに、動けないでしょうね……♥」
おっしゃるとおり、としか返事ができない。
「私が、仰向けで、寝ますから……あなたのタイミングで、来て、ください」
正常位は、朋花の髪の毛を背中に敷いてしまいがちなので、シた記憶がほとんどない。
「……いっぱいくっついてると、びくびくって、勝手に、動いちゃいそうですから……」
朋花の長い髪が、手でたくし上げられて、ふぁさりと向こうへ流される。
後頭部を要にして、扇を広げたみたいだった。
「これだと……顔、見られてしまいますね。恥ずかしい……」
顔を隠してほしくなかったので、俺の手で朋花の手を握った。
「……わ、わかり、ました、ぁ……♥ みて、て、ください……そこから、わたし、を……っ」
今にも飛ばし果てそうな勃起を、朋花の入り口に添えて、沈み込ませる。
挿れたばかり、まだ亀頭ぐらいしか入っていないのに、
「ふぁ……あ……きて、ます、ね……? 感じ、ますっ……♥」
さっきキスして叱られた下腹や、そのすぐ内側の膣粘膜が、挨拶か催促か、きりきりと軽く引き攣れる。
いつか触れた子宮口らしい奥のあたり――思い出す。思い出させられる。
こっちだって、導いてくる。引っ張ってくる。絡め取られる。
「いったん……このあたりで――」
「――もっと、おく、ですっ」
ここから砂時計の方へ目線をずらして三十分経ったか確認するなんて不可能だと思った。
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