156: ◆u1rV3Ri3IQ[saga]
2021/09/22(水) 07:11:36.27 ID:Xha3Svn00
リンの頭の中に思考がめぐるが、いかんせん情報不足。まさか異世界問題に関連しているなどとは考えがいたらず。
リン(あぁ……まぁ、依頼か私用か。いずれにせよ、俺がいたら気まずい、か)
そんな結論を出す。
ハインリヒと彼は、お互い名前も知らない。だが身体の関係は何度か持ったことがあり……つまりはそういう関係。
美しい容姿と持っている武器からなんとなくKAN-SEN、ギルドに所属する人物であろうと察してはいたが依頼の場で出くわすのは初めてのことだ。
リンはそれほど気にはしていない。けれども彼女は今までも名前を教えたりする素振りもなく、ぼんやりとした一線を引いてきた。プライベートで仲間もくわえて会話、などということは望んでいないだろう。
リン「ま、なんでもなさそうだな。ギルドの人か?」
考えて、リンは初対面を装うことに。
実際彼らは異世界問題の黒幕などがいるとは分かっていない。人が起こせるような現象だと発想が無いのだ。ハインリヒが怪しいという考えには至らなかった。
ハインリヒ「う、うん……鉄血の」
ウォースパイト「鉄血……。あぁ、黒と赤の服だし……」ナットク
赤城(依頼の監視かしら……異世界問題は重要だから)カイシャク
ユニコーン(でっかい……オトナ……)マジマジ
シェフィールド(いや、単に不審者なのでは……?)ジュウヲスチャ
リン「鉄血さんか。こっちはロイヤルの5番隊。依頼も終わったし、そろそろ帰還しようと思っていたところだ」
ウォースパイト「そうね。仕事の邪魔をしたならごめんなさい。あんなのが暴れてたら怖いわよね」
シェフィールド「……もう掃除しましたのでご安心を」ペコリ
ハインリヒ「ど、どうも……それじゃ奥に行こうかな……」ソソクサ
後ろ手に何かの機械を隠し、一歩二歩。そこから数秒静止し全力ダッシュ。ピューなんて効果音が出そうなくらい慌てて走っていく彼女を見送る5番隊の面々。極度の人見知りに見える彼女が、異世界問題に関わっているなんて思う者はおらず。
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