21: ◆u1rV3Ri3IQ[saga]
2020/05/28(木) 07:44:05.81 ID:VBQaNT4Y0
クイーン・エリザベス「もう5番隊の宿舎に来ているはずだから、リーダーとしてしっかり挨拶してきなさい!」
リン「了解です! ――でも、どうしていきなり?」
クイーン・エリザベス「聞こえなかったのかしら? 余裕ができたからよ。それ以外理由はないわ!」
他に理由があると邪推されたのが気に入らなかったのか、若干不機嫌そうに頬を膨らませて答える彼女。
二人きりで隊を名乗らせ半年も働かせた上、急な人員の割り当て。警戒どころか何らかの陰謀を感じるのが当然の思考なのだが、素直に喜ぶだけだと女王様は思っていたらしい。
機嫌を損ねたクイーン・エリザベス。けれどもウォースパイトをチラと見やり、コロッと表情を楽しげに変える。
クイーン・エリザベス「けど悪いわね、ウォースパイト。せっかくの宿舎ラブラブ二人暮らしが終わっちゃって」
ウォースパイト「んなっ!? へ、陛下っ、何をっ!?」
びくんと身体を跳ねさせ大きなリアクション。驚きに目を見開いた彼女は、みるみるうちに赤くなっていく。
リン「ラブラブ? あ、そうか。俺もすごく残念です!」
ウォースパイト「ちょっと! 冗談に乗らないの! いや冗談でもなくは……ああもう、挨拶に行ってくるわ!」
恥ずかしいのか怒っているのか、悪ノリするリンとクイーン・エリザベスを置き勢いよく部屋を出ていくウォースパイト。その様子をクスクスと女王は愉快そうに眺めていた。
クイーン・エリザベス「それで、どうなの? ウォースパイトと進展は?」
『進展?』とリンが繰り返すと、彼女は珍しく心底何かに同情するような顔をした。
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