32: ◆u1rV3Ri3IQ[sage saga]
2020/06/04(木) 16:47:41.45 ID:d9cpxBSl0
リン「いやぁー。やっと二人だけの雑用隊もいっぱしの騎士隊かぁ」
ギルドを出て宿舎へ向かう道中、リンはご機嫌そうに呟く。お飾りだとか、便利屋だとか、ただのカップルだろ見せつけかだとか言われていた日々を思い返し、彼は感慨深くなる。
アズールレーンの首都、中央区。ロイヤルや重桜などのギルドが集まり、飲食店に武器、防具、魔法の店、様々な店舗が多く立ち並ぶその区域は大陸の経済活動の中心地と言って過言ではない。
ギルドメンバー、王国の職員や美少女揃いのKAN-SENを一目見ようと集まった人間などなど今日も通りは人で溢れている。
ウォースパイトに集まる視線を感じつつ、スキップなどしかねないご機嫌さで進むリン。
ウォースパイト「――リンはそんなに新しいメンバーが欲しかったの?」
けれども隣を歩く少女、ウォースパイトはクイーン・エリザベスと会ってからずっと暗い顔。その理由がいまいち分からない彼は首を傾げた。
リン「そりゃあ欲しいけど。ここのところ仕事ばっかりだったし」
ウォースパイト「それは……まぁ、そうね」
はぁ、と彼女は嘆息。リンに悪気が全くないことは彼の様子からすぐ分かる。単純に人手が増えたことに喜んでいることも。
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