【安価】でアズレンファンタジー
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40: ◆u1rV3Ri3IQ[sage saga]
2020/06/04(木) 16:52:38.18 ID:d9cpxBSl0

赤城「重桜ギルドからの命令で転属となりました赤城と申します。指揮官様、皆さん、これからよろしくお願いしますわ」

 ゆっくりと落ち着いた口調で赤城が名乗る。やはり別ギルドからの転属。協力関係を分かりやすく知らしめるための、ロイヤルギルドの顔である騎士隊への配属か。単純な協力ならまだいいが、スパイだとかギルドの調査、ギルド同士の争いに巻き込まれているのだとしたら厄介だ。
 今は何も分からないが、何らかの意図があることは間違いない。

 顎に指を当て、リンは考える。スパイだとしても、KAN-SENは強大な戦力。それもこんな実力者をわざわざ他勢力の調査に向かわせたりはしないだろう。
 ――だが万一ということもある。
 リンは思考を切り上げ、スッと表情を真剣に引き締まらせる。

リン「よろしく。……で、一応直球で聞いてみるけど、重桜のギルドは――」

赤城「ロイヤルと重桜、極秘任務ですわ」サラリ

全員『……』

 刹那、その場の彼女を除く全員の時間が止まった。
 極秘任務。一切の内容を隠しているようで、その実何も隠してはいない。ロイヤルと重桜、その二つの組織のお偉いさんが赤城へ何か任務を与えていることが丸分かりなのだから。

ウォースパイト「ちょっと失礼するわね。――みんな集合」

 いち早く回復したウォースパイトが手招き。ロイヤルギルドの面々が、赤城から離れたところで小さな円を作りコソコソと内緒話を始める。


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