46: ◆u1rV3Ri3IQ[sage saga]
2020/06/05(金) 09:04:34.86 ID:DLVUxPJp0
ユニコーン選択
リン「ユニコーンと話すか……」
赤城も気になるが、やはりここは彼女。
面識があり、短くはない時間を共に過ごした仲だからこそ、彼女のことが気になってしまう。とても戦いや任務、騎士などといったことに縁がなさそうな性格をしているから。
歓迎会中は楽しそうにしていたが……今後、5番隊として仕事をこなしていけるのか。不安なところだ。
リン「よし……」
頷いて、リンは玄関の扉を開く。エントランスではウォースパイトやシェフィールド、赤城が席に座って談笑している。その部屋の隅っこ、暖炉の前のカーペットに座るユニコーンが。
目が合った三人へ手を振り会釈し、リンはユニコーンの隣へ。
リン「よっ、ユニコーン」
ユニコーン「あっ……お兄ちゃん」
ほんのりと赤い頬をして、ユニコーンが顔を上げる。歓迎会ではちょびちょびとお酒を口にしていた彼女。ほろ酔い気分なのだろう。口元がゆるみ、心なしか機嫌が良さそうに見える。
リン「歓迎会、楽しんでもらえたみたいだな」
ユニコーン「うん……みんないい人で良かった」
リン「……そうだな」
銃を向けてくるメイドが約一名いるが、今のところメンバー仲は良好。その点に関してはリンもおおいに安堵している。だが。
リン「ユニコーン、お姉さんに言われて来たって言ってたが……」
ユニコーン「……? うん」キョトン
リン「嫌じゃなかったか? ここに入るってことは戦うことになるだろうし、当然危険もある」
首を傾げるユニコーンへ、隊長として他メンバーの前ではできなかった個人的な問いを投げかける。
世間話から急な真面目な質問。彼女の異動に何の関係もないリンが申し訳なさそうな顔を浮かべるのを、ユニコーンは不思議そうに見る。
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