50: ◆u1rV3Ri3IQ[sage saga]
2020/06/06(土) 08:04:43.38 ID:v2Jn6eNt0
1 一人で寝るのが怖い
(夜のフラグが立ちました)
ユニコーン「……えっと」
ユニコーンが何か思いついたようで、ハッとした表情をする。けれどもすぐ顔を赤くさせ言いよどみ、モジモジと落ち着きなく身体を動かす。
言い難いことなのだろう。ユニコーンの心の準備ができるまで、のんびり待つこと数十秒。意を決した様子でユニコーンが口を開いた。
ユニコーン「一人で寝るのが……怖くて……」
恥ずかしそうに人形を抱き、上目遣いでジッとリンを見つめる。確かにこれは言い辛いことだろう。リンは納得する。
リン「そうか……。俺もそうだったし分かるよ。今までは……イラストリアスさんと寝てたのか?」
ユニコーン「……うん」
小さく頷く彼女。新しい環境に新しい仲間、新しい仕事――単純な怖さもあるだろうし、不安もあるだろう。KAN-SENである彼女の正確な年齢は分からないが、彼女は女性。自分を頼って相談してくれているのならば、力になってあげなくては。
リン「そうだなぁ……。じゃあ、ウォースパイトやシェフィールドに頼んでみる――」
ユニコーン「お兄ちゃんとじゃ……ダメ?」
リン「――え?」
ウォースパイトら三人が座っている席へ視線を向けていたリンは、不意に聞こえてきた言葉に硬直する。ユニコーンを見れば、彼女は真剣な顔をしてリンのことを見つめていた。
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