51: ◆u1rV3Ri3IQ[sage saga]
2020/06/06(土) 08:05:18.22 ID:v2Jn6eNt0
リン「……俺と?」
ユニコーン、コクコクと何度も首肯。
彼女の様子、言葉、流れ……察するにそういうことを意識しての『お誘い』なのだろう。
妹、年下の友達くらいの気持ちで接していたが、もしそうならば話に乗ることも全くやぶさかではない。可愛らしく優しい、女の子らしい彼女とお近づきになれるのだから。据え膳云々とも言う。
……全て勘違いという可能性もあるのだが。
そうだとしても、困っている彼女の助けになれるのだから頷くしか選択肢はない。
リン「……分かった。なら、俺の部屋でいいか?」
ユニコーン「……! う、うん」
頷くリンに、安堵した表情を見せる。手に込めていた力を抜いた彼女は立ち上がり、満面の笑みを浮かべた。
ユニコーン「じゃあ……お部屋で待っててね、お兄ちゃん」
リン「あ、ああ」
悩み事はその一つだけなのか、ユニコーンは立ち上がり上機嫌に歓迎会の席へと戻っていく。
ユニコーン「えへへ……頑張らないとね、ゆーちゃん」
抱えたぬいぐるみ、ゆーちゃんに小声で話しかけながら。
リン「……。たくましいのかもな、ユニコーンって……」
もし自分に好意を持ってくれていて、配属初日に誘っているのだとしたら結構な肉食系である。ぼそっと呟き、リンもまた宴会の席へと向かった。
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