58: ◆u1rV3Ri3IQ[sage saga]
2020/07/12(日) 19:13:08.86 ID:BfVe+k8n0
リン「……よし、誰もいないか」
浴場のドアを開き、脱衣所に突入。カゴの入った棚、大きな鏡の置かれた洗面台には人がいた形跡は無く、浴室に誰かがいる様子もない。ホッと安心してドアをくぐり、閉める。着替えようと棚の前に向かい――
リン「……ん?」
ドアの位置では見えなかった、棚前の床に脱ぎ散らかれた服が目に入る。それが何なのかパッとひと目で何か分かった。仲間の一人が身につけていたメイド服である。
シェフィールド「……誰ですか?」
まずい。そう思った時には頭の横に銃を突きつけられていた。どこに隠れていたのか分からないが、リンの横にはシェフィールドが。床に落ちているものから分かるだろうが、下着姿である。
リン「お、俺だって! っていうか、俺以外だったらどうすんだ」
声がシェフィールドのものであること、銃が突きつけられていること。前を向いたままそれらを察したリンは、手を挙げその場に棒立ち。彼女の姿を確認できないため、当然シェフィールドの服装についてリアクションはない。あたふたと命の危機を脱するべく懸命に説得を試みるのみ。
シェフィールド「がいちゅ……ご主人様でしたか。大丈夫です。シェフィールドの着替え中に入ってくるのは、ご主人様で間違いないので。……ヒック」
リン「……酔ってるな?」
意味不明な決めつけをし、愛らしいしゃっくりを上げる彼女。そこでようやく銃が下げられ、リンは視線を彼女へと向ける。
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