88: ◆u1rV3Ri3IQ[sage]
2020/09/18(金) 08:07:07.80 ID:EOcwxcjIO
翌朝。あのまま眠ってしまったユニコーンの身体を綺麗にし、自分も就寝。ほどよい疲労感で熟睡していたのだが……。
シェフィールド「ご主人様」
肩を揺すられ目を覚ますと、ベッドの横にはシェフィールドが。
リン「……あれ? なんでシェフィールドが……」
と、寝ぼけた頭でなんとか言葉を出しつつ身体を動かすと、腕に柔らかいものが当たっていることに気づく。
ユニコーン「すやすや……」
リン(……そ、そういうことか)
当然ながら、隣に寝ているユニコーンの感触である。おそらくシェフィールドは、一応の主人であるリンのモーニングコールに来てくれたのだろう。そしてこの爛れた光景を目の当たりに。
シェフィールド「ようやくお目覚めですか……」
しかしそれだけで、この『ゴゴゴゴゴ』なんて擬音が出てきそうな威圧感を放つだろうか。ほぼ真顔で。
ぼんやりしていた頭が急速に覚めていく。シェフィールドかご機嫌斜めな理由を慌てて考え、リンは重い口を開く。
リン「えっと……寝坊したか? 俺」
シェフィールド「いえ」
否定のみで返される。
『なんで私が怒ってるのか当ててみて』的なリアクションをされ、頭を抱えたくなるリンであった。
シェフィールド「……」
じーっとリンを見つめていたシェフィールドは、一つ小さく息を吐く。漂わせていた威圧感をゆるめ、少し呆れた調子で。
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