モバP「佐久間まゆセックスよわよわ説?」依田芳乃「でしてー」
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◆FreegeF7ndth
[saga]
2020/05/26(火) 22:37:05.01 ID:L6mSfH2Ko
※27
「最後の課題は……豊かにして、うまく感じ取ることで体内を流せるようになった『氣』を、
仕上げに練って……言い換えれば体内に蓄え、必要なときに色気として自由に出し入れできるか、でして」
「芳乃さんのおかげで、確かに色気が増した……というか、
男性とか、ときどき女性からも色目を使われることが増えたんですけど……」
女子寮でルームメイトに見つからないよう、『氣』を豊かに高めたり、
それを体内の任意の方向へ流したり、うっかり漏らした体液を始末したり……という、
もし見つかれば自慰と勘違いされる涙ぐましい奇行あるいは鍛錬を経て、まゆはなんとか日常生活を送っていた。
(単に溜めこんだ『氣』が少しずつ漏れ出ているせいで、体温や体臭がおかしくなって、
変な女の子だと思われているだけかもしれませんが……いやいや困ります、こんなことじゃ)
しかし、まゆの最終目的はプロデューサーを色気で落とすことであった。
いくら色気が増したとしても、プロデューサー以外に言い寄られては困る。
他の人間よりプロデューサーが先に落ちることは、彼の立場や忍耐力から考えて期待できない。
「まぁ『氣』が豊かである芳乃さんがこれですから……『氣』の出し入れって、できますよね?」
「これ、とは失礼なのでしてー。能ある鷹は爪を隠す、と言いますー。
わたくしが本『氣』を出せば、今のまゆさんも悩殺、いちころなのでしてー」
「昨日、撮影の差し入れで舟和の芋ようかんをいただいたのですが、一緒に食べませんか」
「……ほー、わたくし鹿児島育ちですから、芋ようかんにはうるさいのでしてー?」
芳乃は気分を害した素振りをしていたが、『部屋』で緑茶をすすりながら、
まゆと並んで芋ようかんを平らげることには、すっかり機嫌を直していた。
「まゆさんは、臍下丹田という言葉をご存知でしょうか」
「……聞いたことがあるような、ないような。詳しい意味は知りませんね……」
まゆは芳乃の説明を待たず、懐からスマートフォンを取り出して「臍下丹田」を検索エンジンで調べた。
「ええと……東洋医学の言葉で、そこに『氣』を集めると、勇気と健康が得られる、とか。
……その『せいかたんでん』でよいのですよね?」
「そうでしてー。解剖学的にどのあたりかは諸説ありますが、
そのあたりは腸腰筋といって、上半身と下半身をつなぐ筋肉たちが張り巡らされているので、
昔から体感的に『重要そうだ』という経験則がたくさん積み重なっているようですー」
(怪しいですが、一応、一般的な言葉ではあるんですね……。
芳乃さんに『氣』がどうのこうので体をいじられたまゆが怪しむのも、今更ですが)
「そのあたりは、特に『氣』が大きくなっても、安定して練りやすい場所と言われております。
……女性なら、子宮を含む部分です。赤ん坊の一人や二人抱えられるところですから、
慣れれば『氣』などなんてこともありませぬー」
(芳乃さんがこう簡単そうに言うって、逆にしんどい気配がするんですよね……)
まゆの訝しげな表情にも慣れてきたらしく、芳乃はさらりと視線を流して口舌を回す。
「……そういう重要な箇所ではありますが、『氣』を練る……までは行かなくても、
日常生活でそこに意識を向けたり、わざわざ重点を置いて鍛えよう……という人は少ないところです。
でも、まゆさんには、おあつらえ向きのとれーにんぐがあるのでしてー」
芳乃は『部屋』の隅にちゃぶ台を倒して、何枚もの座布団を一直線に並べて敷いた。
「力を抜いて、仰向けに寝てくださいまし。足は、肩幅ほどに広げればよろしいのでしてー」
「あ、あの、まゆ……今日も、スカートなんですが……」
「きょうは、お召し物を脱がなくてもだいじょうぶでして……上手く行けば」
(だから芳乃さんが楽そうに言うとむしろ不安なんですけど!?)
まゆはスカートの裾が広がらないよう手で抑えながら、おずおずと座布団に身を横たえる。
竿縁天井が目に入ると、クリトリス刺激で散々な目に遭った記憶で身震いがこみ上げてしまう。
「こんな感じ、でしょうか……?」
それを知ってか知らずか、芳乃はまゆの腰に接する寸前の近くに座って、
世間話のように間延びした声音で会話を続ける。
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