モバP「佐久間まゆセックスよわよわ説?」依田芳乃「でしてー」
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8: ◆FreegeF7ndth[saga]
2020/05/26(火) 22:18:44.14 ID:L6mSfH2Ko

※07

 きゅ、きゅっ、と芳乃の刺激はあくまで軽く浅いものであるが、それを重ねられるにつれて、
 まゆの肌の内側に熱や痺れがどんどん降り積もって、それが溶けて血液に流れ全身に回るよう。

「……いつもより『氣』が大きくなって、扱いあぐねている……でしょうか?」
「た、たぶんそうですから、いったん……むね、むねのまわり、触るの、やめ、てぇ……ぇひゅぅうっ」

 芳乃の触れて回るせいで、ゾクゾクとしたくすぐったさが肺や気管支や舌まで侵食してきて、
 まゆはいつもなら絶対に上げない乱れ声を上げてしまう。
 一方、それに羞恥を覚える程度に、まゆの意識の明瞭さは保たれている。

「お胸は、『氣』の流れを豊かにして、練っていくのに、とても重要な場所でしてー。
 ……お胸が豊かになれば、せっくす・あぴーる? もだいたい増すようですが、それはそれとして」
「そんな……!? 手付きが、ヘンだと思ったら……い、いや、はなして、くださ……ぁああううっ!」

 まゆの口答えを咎めるように、芳乃は猫の手のように指を丸めて、
 まゆの、もちもちとした揉まれ慣れない感のある乳房を軽く歪めた。

「まゆさん、聞こえていまして?」
「は、はいっ、聞こえてますから、だから、お胸、やめっ」
「胸には、心臓と、肺がありまして。これは『氣』において、とても重要なのですー」

 まゆは『心肺は、そもそも人の生命活動にとって脳と並ぶ重要な器官では……』と返そうとしたが、
 芳乃の猫の手が心臓のすぐそばに添えられていたのに気圧され、押し黙った。

「心臓は『氣』の流れの中心でしてー。心臓はいつも勝手に動いているので、こんとろーるはできませぬが、
 しかし心臓が中心ですから、それを感じるのが基本ですー。
 ほら、わたくしの指のすぐ先で、まゆさんの心臓が、とくん、とくんと拍って……感じられましてー?」
「そ、そうですね……えぇ、もう……い、いつもより、どきどき、してますよっ……」

 心臓に指を添えられていると、まるで内心をすべて見透かされている気分になって、
 まゆは自棄っぱちの声で感想を述べた。

「そして、肺……これがまた、人の身体と『氣』の流れでは特殊でしてー。
 まゆさん、肺呼吸は、こんとろーるできますでしょうか?」

 まゆは生物か保健体育の授業を思い出した。
 『氣』というオカルトに、なんとなく生理学的な匂いが混ぜられているのが、ちょっとおかしかった。

「……できません……でしょうか?」
「まゆさんも即答できなかったとおり、肺呼吸をこんとろーるできるのか、否か。
 というのは、白黒きっぱり断じにくいところがありまして」

 芳乃の褒め方が、ますます保健体育の教員や養護教諭をまゆに連想させた。

「人間、意志の力で呼吸を止めようとしても苦しくって、訓練しても数分が限界と聞きますー。
 また、人間は寝ていたり気絶したり、意識がないときでも呼吸を続けられますー」

 まゆは芳乃の言葉を聞いて、
 ぴりぴり、じわじわが今の自分の心肺にまで及んでいると連想し、身震いしていまう。

「一方で……よく、落ち着くために深呼吸をする、であるとか、ひっひっふー、であるとか、
 呼吸は多少こんとろーるできるところもありますね?」
「それは、確かに……呼吸は、そうですね」

 それでもまゆは、芳乃の指に撫でられる感覚に、少し慣れてきた。
 撫でられながら、会話を続けたせいだろうか、とまゆは見当をつけた。

「まゆさん。『氣』を練るというのも、それに似ておりますー。
 無意識にやっていることや身体の中で作っている流れを、意識的に……感じ取って、練る」
「……感じ取る、というのは、今まゆが……その、こう、なっているのが……?」
「これは、最初の最初でしてー」

(芳乃さん、もしかして……こんな調子が続くんですか……?)

 まゆの不安を感じ取ったのか、芳乃はあくまで優しげに――

「心配ご無用、でしてー。わたくしがそばについて、まゆさんを補助いたしますー。
 ……それではー」

 ――しかし有無を言わさず、まゆの胸への愛撫を続ける。



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