122: ◆WEXKq961xY[saga]
2020/06/20(土) 18:02:10.04 ID:Gw97Bt4r0
「先に手を出したのはあっち。こっちは、大事な社員を多数失った。つまり」
「ひっ!?」「くっ、来るなっ!」
「…これは、正当な専守防衛」
次の瞬間、雷火の姿が消えた。そして
「ぐわっ!?」「あ゛っ」「ぐぇっ」
スクラムの真ん中が、消し飛んだ。雷火が、電光を纏った蹴りで吹き飛ばしたのだ。
更に、手のひらに電気を纏って振るうと、軽く触れた人間の頭が弾け飛んだ。
「はっ、やっ!」
「ひぃっ」「やっ」「やめ」
逃げていく者にも電撃を飛ばし、人型の燃えかすに変える。
ものの数十秒で、デモ隊は物言わぬ肉塊に成り果てた。
ところが、肝心な男の姿がない。老人と共に、逃げ去ってしまったようだ。
「…ま、良いわ」
振り返ると、ユウキが呆然と、雷火と散乱する肉片を見ていた。
「…あら、怖がらせちゃった?」
「あ…お、お姉ちゃん…」
兎怪人から、元のスーツ姿に戻る。彼女はユウキの手を掴むと、笑顔で言った。
「お仕事完了。さ、帰ろっか」
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