13: ◆WEXKq961xY[saga]
2020/06/17(水) 19:47:39.67 ID:EUBGILpa0
目の前の怪物にも関わらず、相対する人物は一切動じない。何故なら、この人物もまた、同じ存在だからだ。
「何ら面識はありません。別の部隊でしたので」
「なら、良い」
ライオンの怪物が、元の老紳士に戻る。
この企業の正体…それは、人間を超越した怪人が率いる、世界征服を目的とした組織であった。
「期待しているよ。…『リーヴォ』の、理想のために」
「『リーヴォ』の、理想のために」
復唱すると、深く頭を下げ、社長室を辞した。
長い廊下には、幾つもの鏡が置かれている。前を通ると、その人物の…『彼女』の姿が映し出される。人間。人間。人間。___怪人。
エレベーターに乗り込む頃には、また元の女の姿に戻っていた。
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