282: ◆WEXKq961xY[saga]
2020/06/24(水) 18:52:59.99 ID:aLk4pHgY0
…
薄暗い小部屋には、鉄の椅子が一つ。そこに、一人の女が縛られていた。
「どこかの競合他社に雇われた、産業スパイよ。ウチの持ってる次世代型超高速なんたらかんたらの技術を狙って侵入したみたい。どこが雇ったのか、それから何を盗んだのか、聞き出して欲しいの」
「…」
黙り込む女。千里は手をひらひらと振ると、部屋を出ていった。
地味なスーツを着た、地味な女だ。銀縁の眼鏡を掛けて、髪を2つに括っている他に、特筆するような特徴が見当たらない。こういう印象に残りにくい人間ほど、潜入捜査には向いているのだろう。
「…どこで捕まったの」
「…」
下を向いて、何も言わない女。雷火は溜め息を吐いた。
安価下 どうする?
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