538: ◆WEXKq961xY[saga]
2020/12/05(土) 14:25:40.11 ID:XjsgHFYB0
一滴も濡れていないはずの膣穴に、棘の生えた肉棒が滑らかに呑み込まれていく。
「あっ、あぁ、んっ…♥」
一番奥まで挿入すると、社長は片腕で火廻の首を抱き、もう片方の腕で彼女の腰をぐいと引き寄せた。逆棘を食い込ませるように腰を揺すると、火廻が喘いだ。
「あ、あっ♥ はぁっ♥」
虚ろな胸の中で、ハート型の炎が勢いを増していく。
「あっ、あんっ♥ …燃えて、しまいますわぁっ♥」
「アルコールのせいかね…っ」
「ご存知の、くせに…んっ♥」
白磁の唇で、獅子の鼻に口づけする。獅子はその顔を捕らえ、噛み付くように唇を押し付けると、一層腰を抱き寄せた。
「んっ♥ …んんんっ♥♥」
虚ろな胎内に、大量の精液が流れ込む。注ぐ熱に、胸の炎が燃え上がる。鉄格子の胸に触れた獅子の毛皮が、煙を上げる。
「あぁっ♥ 熱い…社長、火傷しちゃいますぅ…♥」
「このくらいでは焼けないよ。ビキニ環礁の水爆実験だって、私を焼き殺すことはできなかった…」
…
キングサイズベッドの上には、人間に戻った2人が折り重なっている。裸の乳房を無心に舐める社長に、火廻が笑う。
「これじゃ、ライオンじゃなくて猫ちゃんみたい…ぁんっ♥」
「…」
ざらついた舌が、乳首を撫で回す。火廻は、彼の白髪交じりの頭を撫でた。
「んっ♥ …そろそろ、お休みにならないと…」
その時、ナイトテーブルの上で携帯電話が鳴った。
「!」
「…火廻君」
社長に促されて、火廻が電話を取った。
「はい、社長秘書の阿舞…ああ、戸隠部長。社長は只今…」
ちらりと窺うと、社長が手を伸ばした。電話を受け取ると、向こうの外交部長と言葉を交わす。
「待たせたね。ナイーブのことだろう。…まあ、それは…何?」
にわかに、彼の目が険しくなった。部屋の空気が凍りつく。
静まり返った室内に、今更のように、外からサイレンの音が聞こえてきた。
「タワーに、脱走兵が? ナイーブが、追跡して…分かった。君の裁量で動かせる戦力を、タワーに集めなさい。ナイーブは私が止めよう」
電話を切り、火廻に返す。急いでスーツを着る社長に、火廻は不安げに声をかけた。
「社長…」
「…ああ、悪いね」
彼は顔だけ彼女に向けると、気まずそうに微笑んだ。
「行ってくる。支払いと…後始末、頼んだよ。じゃあ」
そう言うと彼は、大きなガラス窓に向かい…突然、咆哮した。
たちまち、分厚い強化ガラスが粉々に吹き飛んだ。吹き込む冷たい突風の中…彼は、眼下の夜景、そして輝くタワーに向かって、翔んだ。
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