【安価・コンマ】ハーレムシミュレーター
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274: ◆WEXKq961xY[saga]
2020/07/05(日) 14:10:42.75 ID:WcuYrZm/0
…
ハマムの入り口をくぐると、一人の少女が待っていた。
「お待ちしておりました。シャーメイと申します」
「えっと、どうしたら良いの?」
「この広間で服を脱いで、向こうの部屋にお入りください。わたしは、先に用意をしておきます」
暖簾向こう、湯気の溢れる部屋へと消えていくシャーメイ。アスラは言われた通り服を脱ぐと、棚に置いた。それから、裸のまま暖簾をくぐり、次の部屋に入った。
そこは、風呂の洗い場のような石床の部屋だった。中央には石の寝台があり、壁際には熱い湯が張られた桶が据えられている。
「こちらで汗を流していただきます。どうぞ、おかけください」
石の台に腰掛けると、シャーメイが手桶に湯を汲んで持ってきた。彼女は、薄手の布を肌着のように身に纏っているのみで、幼い肢体が透けて見える。
アスラの身体に湯がかかると、蒸し暑い室内の空気も相まって、汗が噴き出してきた。
「シャーメイは、何歳なの」
時折湯をかけるシャーメイに尋ねると、彼女は少し黙って、それから答えた。
「12です」
「もう働いてるの?」
すると彼女は、一瞬顔を曇らせた。
「…母が、腰を痛めてしまいまして。その前から手伝いなどはしておりましたが、以来、正式に湯女として働いております」
「そうなんだ」
額を拭う。彼を寝台にうつ伏せに寝かせると、シャーメイはタオル地の手袋を嵌め、背中を擦り始めた。
「お、おお…」
暑すぎない、心地よい蒸し暑さに、背中を擦る程よい刺激。思わずあくびをすると、シャーメイが言った。
「お休みになっても構いませんよ。終わりましたら、起こします」
「うん…」
思えば、昨日は長旅の後にハーレとセックスして、休む暇も無かった。目を閉じると、すとんと意識が眠りの彼方へと落ちていった。
…
「…ん、んっ」
目を開けると、相変わらず石の寝台で仰向けになっていた。先程と違うのは、シャーメイが大量の泡を手に、素手で彼の背中を擦っていたことだった。
「お目覚めですか」
「うん…」
「もう少しで、洗体が終わりますからね」
数分後、泡を湯で洗い流すと、シャーメイは後ろに下がった。
代わりに、同じような格好をしたふくよかな女がやって来た。幼いシャーメイとは反対に、こちらはマリアと同じくらいか、それよりも年上に見えた。
「わたしにもマッサージの心得はありますが。マハーリヤさんの手は、タルスムでも一番と言っていいほどですので、是非」
「よろしくお願いね、勇者さま」
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