【安価・コンマ】ハーレムシミュレーター
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747: ◆WEXKq961xY[saga]
2020/07/23(木) 21:36:44.37 ID:8dnGwgnH0
「オリエズマに、戻ろうかな」
「オリエズマ…?」
エルデは一瞬、きょとんとした。が、すぐに持ち直すと、頷いた。
「では、またラクダに乗って戻りましょう」
…
手を振る女たちに見送られて、アスラはエルデと共に、ラクダに乗って出発した。
川に沿って荒野を北上していく、オリエズマでは舟で渡るほどであったが、サトンでは細く、頼りない。川沿いには、ちらほらと多肉植物が生えている。
やがて、前方に例の屋根付き舟が見えてきた。
「…ここまでです」
エルデが、ラクダを停める。アスラは高い背中から降りた。
「またね!」
「また来てくださいねー!」
手を振るエルデに背を向け、舟に向かった。
…
舟には、ランメイとユゥウェイ、それにツバキとミナトラ(先週、馬を牽いて川を渡った女侍だ)が待っていた。アスラが入ってくると、まずランメイが声を上げた。
「勇者アスラ! よくぞオリエズマに戻ってきてくださいました。大切なお話がございます。滞在でなくとも構いませんので、どうか一度、我らの領へ」
「お待ちしておりました」
ツバキが頭を下げる。
「何やら北岸は、ただならぬ自体の様子。こちらへは、一度お話を聞かれてからでも構いません」
双方が口を揃えて言うというのは、確かに普通ではないようだ。アスラは、取り敢えず一度、大陸側に降りてみることにした。
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