【安価・コンマ】Eランク神獣「Sランクまでのし上がる」
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303: ◆AG0ZiiQhi.[saga]
2020/07/14(火) 15:03:39.29 ID:P6QED8iE0


『よし、ついたでの』

キュウビがゆっくり地面に降りると、背中から3つの小さなものが草の絨毯の上に降りた。

『はぁっ……………はぁっ…………………! ……………た、たのしかったぁ…………♡』

ラピスは興奮さめやらぬ、といった様子で汗を流している。

「でしょ! キノはどうだった?」

「キノミー!」

以前キュウビに乗って大地間を移動したときキノは恐怖を感じていたようだが、二回目は流石になれたらしくぴょんぴょんと飛び跳ねている。
因みにキュウビの長距離移動の移動方法は極めてシンプルで、一回の跳躍で数百メートル跳び、自身と平行させて浮かせていた岩を踏み台代わりにして行っただけなのだ。

『それにしても本当の水で良かったのぉ。自然も豊かじゃし…………何より美しい』

その葉の大地は、絵に描いたような美しい草原、そして森の広がる大地だった。
ザァ、と風が吹き抜け、草が波打つ。

「かわがあるよー! くんくん……………飲める水っぽい!」

「キノミー、がぶがぶごくごく」

『あー、草も美味しいですね。ハミハミ………』

『待て待て待て落ち着け。取りあえず全員集合じゃ』

3人がキュウビの元に集まった。

『見たところ危険は無さそうじゃが、もちろんそれも絶対ではない。今日はまだ早いが、明日への体力温存のためにもう寝ようと思うが、どうじゃ?』

キュウビの言葉にみんなが頷く。

「そうしよー。たしかに、ねむくなってきたかも…………」

『なにせ風が気持ちいいですからねぇ…………』

「キノミ」

『よし。まだ寝床は見つかっていないからの、適当にあの木の下に寝るとしようか』

キュウビが先に木の下で丸まると、キノがお腹に、ラピスも同じくお腹に、そして尾にウォルフが寝ころんだ。

「こういうのもたまにはいいかもねぇ……………」

既にウトウトしているウォルフが言うと、キノもラピスも頷いた。

『これで敵が来なければ、毎日でもこうしてねたいですねぇ…………♡』

「キ………………ノ、ミィ……………」

うっとりしているラピスに、コックリ、コックリ、ともう船を漕いでいるキノ。
キュウビはその2人にも尾の掛け布団をすると、優しく囁いた。

『もし獣が来たら、わらわが撃退してやるでの………お主等は、安心して眠るのじゃよ……………』

『はぃ……………………』

「キノ………………………Zzzzz…………」

「ふぁぁぁ………………………ん……………」

数分後、スヤスヤと可愛らしい寝息が聞こえ始めると、キュウビもその寝息に誘われるような眠りについたのだった。


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