【安価・コンマ】Eランク神獣「Sランクまでのし上がる」
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368: ◆AG0ZiiQhi.[saga]
2020/07/16(木) 17:11:08.40 ID:uDig/Nfa0


しょり、しょり、しょり..........

寝床にて、微かな毛繕いの音がさっきからずーっとしている。
片側には気まずそうなキュウビ、キノ、ラピス。
もう片側にはウォルフ.........と、先ほどからウォルフの毛をしょりしょりしている白い水生ネコ。
どうやら水陸両用らしく、肺呼吸でも問題はないようだ。

「あ、あのさぁ、えっと...........きいてる?」

「ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぅ.................♡」

聞いていないらしい。

『あのー、ネコさん? ネコさーん?』

「...............」

ネコはチラリとラピスの方を見た.........と思ったら、何事もなかったかのように再びウォルフへのしょりしょりを再開した。

『な、なんですかあの態度...........?! ...........なんかこう、ムカっときますね...........!』

「キノミ...........!」

『ふむ。どうやらそのネコはウォルフのことがお気に入りらしいのぅ........どうした物かのぅ』

ネコに冷たい態度を取られて生まれて初めて怒りという感情が芽生えたらしいラピスに、「ポットでのクセに!」みたいに唇(?)を噛んでいるキノ、そして5人の中で実は一番困っているキュウビ。

「ごろごろごろごろごろぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる...............♡」

「えっと.........」

そして当事者の2人。
しばし、ネコのごろごろ声だけが響く。
その時........

「ひゃっ!?」

「んにゅー.........ぅなぁぉぉん..........♡」

カプッ、と甘噛みされたウォルフがそんな声を上げた。
見かねたキュウビが神通力でウォルフをネコから引き剥がした。
とたんネコが般若の顔となり低い声を上げる。

「なゃぁあぁあぁぁぁおおおぉ」

「ありがと、キュウビ.........」

『ふむ.........まあ落ち着け、ネコよ。ウォルフが困っておろうが』

しかしいくら怒っているとは言え、ネコも神獣であるキュウビに襲い掛かったりはしないらしい。
キュウビの言葉が通じたのか否か、ネコは立ち上がりかけた腰を再び下ろした。
そしてキュウビの隣に降ろされたウォルフに目を向け.........

「...........にゃぁん..........♡」

頬を赤らめた。


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