【安価・コンマ】Eランク神獣「Sランクまでのし上がる」
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◆AG0ZiiQhi.
[saga]
2020/11/18(水) 16:30:12.17 ID:7rAlPuNd0
◆
ぱたぱた、ぱた......ぱたぱた......
目的の場所に近づくにつれて、コウモリの飛び方は徐々にフラフラとした物になっていった。
その原因はコウモリ自身も分かっている。
ムワァッ………♡♂♡
このむせ返るような濃厚な雄臭のせいである。
まるで鼻から脳を突き刺すような濃厚を持つその匂いは、淫魔を先祖に持つコウモリの思考を弱め、羽ばたきを鈍くさせていた。
コウモリ自身この状況は危険だとは察知していた。
今のこの鈍った翼と脳では、もし捕食者に見つかればなすすべもなく食われるだろう、と。
しかし、これほどの雄臭を放つ雄の血とはどれほど美味になるのだろう、どれほどの栄養を与えてくれるのだろうという好奇心と期待が本能的な危機感を押しのけ彼女の翼を動かし涎を分泌させていた。
「うぉぉんっ、うぉうっ、わうぅんっ♡」
「キイッ、キッ、キノミィッ♡ みっ、ミ゛ィィィイィィッ♡」
交尾でもしているのだろうか。
雄叫びらしき声がはっきりと聞こえてきた頃から、濃厚すぎる雄の臭いにもはや彼女の翼は働かなかった。
おそらくこの雄叫びの主こそがこの雄臭の主。
その血を吸うために彼女は歩みを進める。
歩くためではないその足で地を踏み、どうにかその雄臭の爆心地とも言うべき場所へ到達した彼女がそこで目にしたものは、想像だにしない物だった。
「わぅっ、わふっ♡ はぁっ、はぁっ、とまらないよぉっ、きのぉっ♡ キノのなかがきもちよすぎてぇっ、とめられないよぉっ♡」
「きのみっ♡ きのぉおっ♡ ん゛っ、ごぽっ♡」
交尾だ。
やっぱり、交尾をしていた。
しかし、普通じゃなかった。
半ば「伏せ」のような体勢になっている双角の雄狼、その下にいるのは同種の狼でも近縁種の犬でもなく、小さな鳥だった。
鳥の腹は狼が腰を前後させるごとに歪に膨らみ、しっかりと挿入されているのが見てわかる。
ああ、性処理か、とコウモリは思った。
この世界において、発情期のオスが自身との間に子孫のできない他種のメスを同種のメスに見立てて犯すことは稀にある。
もしオスが捕食者だった場合や体格差のある場合、「使われた」メスの多くはそのまま命を落とすことになる。
種族柄オスを狙い、雄臭に引かれる彼女はその光景を何度か見たことがある。
目の前の光景もその一つ、哀れな小鳥よ、と思いかけたコウモリだったが、クン、とその鼻に漂ってきた以前嗅いだことのある匂いは異なった答えを示した。
鳥の精液の匂い。
愛液ではなく、精液の匂いだ。
つまりあそこで犯されている鳥はオス。
狼のオスが、小鳥のオスを犯す。
流石に自然界といえどこんなメチャクチャな状況はそうそう無い。
それによく見れば狼は小鳥を乱暴に犯しているように見えて、腹を破らないように手加減をしているらしく、小鳥の方も精液に溺れながら幸せそうだ。
コウモリは思わず唾を飲んだ。
まさか、愛し合っている、というのか…………?
「はうぅぅぅぅぅうぅぅぅんっ♡」
「んき゜いっ♡ ぎのぃ゛っ、ごぽぉぅっ」
狼の方が射精すると、小鳥の上から下から精液が溢れ出る。
口から断続的に精液を吐き出しながら、腹を膨らませた小鳥は少しずつ静かになっていった。
息が出来ない、いや、それ以前にあれでは内蔵破裂は免れないだろう。
ああ、死んだな………とコウモリが思っていると、小鳥の中からズルンとグロテスクな物を引き抜いた狼が小鳥の腹を押し、舌でそのクチバシの中や下半身を舐め息ができるようにしてあげたのだ。
「けほ、けほ.........♡ げろぉっ.......キノ、ミィ.........♡」
「えへへ♡ ごめんねぇ、まだまだ、こぉんなになっちゃって........と、とまらない、んだぁ.........♡」
「キノーミ.........♡」
とうやら、2匹が愛し合っているのは本当らしい。
それを見た彼女の口のはしからツツーとよだれが垂れる。
濃厚に絡み合うオスが2匹………いや、あの狼の方だけでいい。
味を知りたい。
オスとオスで絡み合うあの狼の血の味を。
こんなことは初めてだ。
生きるためだけではなく、味を知るために、あの狼の血を飲みたい。
好奇心が翼を動かした。
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