塩見周子「シオヅケサトウヅケ」
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3:名無しNIPPER[saga]
2020/07/06(月) 23:38:38.31 ID:a0+/0AZa0
「んっ、あむっゅ、んちぅっ、んむ、んっ、」
 少女は短髪と薄化粧、ボタンシャツにデニムのホットパンツ、そしてあまりの線の細さのせいで妖艶な美男子にすら見える。が、鞠を割ってシャツの中に双つ並べたような美乳と、インディゴの生地をパンパンに満たす美尻は、紛れもなく特上の雌のそれ。
 ねちゃ、にちゃ、れろ、くちゅ……、高層へ向け静かに駆動する箱の中で、厭に粘質的な音が上から下へ滴り落ちてゆく。


 少女は、アイドルだった。名は塩見周子。
 類稀な容姿と独特のキャラクター、纏うオーラは幽艶にして、確かな基礎の上に成り立つエッジの利いたパフォーマンスーーデビュー当初から実績を積み重ね、歴代シンデレラガールの座にも名を連ねたその少女は、今やこの国の芸能界でその名を抜きには語れぬ存在、といえる。


「あ、んちゅぅ、んっ、やぁ、ふぅ、あ、」

 そして才能だけで渡っていけるほど、芸能界という濁流は甘いものではなかった。





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