天空橋朋花が聖母でなくなったとき
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9: ◆OYYLqQ7UAs[sage]
2020/07/16(木) 08:03:01.26 ID:yxX9nLD30
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私、天空橋朋花は、聖母でした。
ええ、今となってはもう、過去形です。

「すごい…こんなにいっぱい…」

もう夜明けに近い真夜中。少し体を起こしてみれば、私の秘所から溢れてくるのは、何度注がれたかわからない、あの人の精。
紛れもない、隣で安らかな寝息を立てているプロデューサーさんのものだ。
それが私の中に注がれたものだと実感して、嬉しさを覚えてしまう反面、後ろめたさを感じてしまう。

「催眠術(こんな手段)を使うだなんて、私はどうしようもない弱虫ですね〜」

努めていつもどおりの声色で、自嘲的につぶやく。

そう、催眠術を使ったのは、私の方。
プロデューサーさんに偽の記憶を植え付け、私を罰するためという理由を付けさせて、私を犯させた。
そうでもしないと、プロデューサーさんが私に手を出すことなんてなかったでしょうし、あんな酷いことはしないでしょうからね。

聖母であるはずの私は、いつしか恋をしていました。
でも弱虫な私はその想いを伝えることを恐れ、かといって、隠し続けることも限界でした。
だからこんな方法で、彼と体を重ねることに満足を見出してしまったのです。


私が聖母でなくなったのは、プロデューサーさんに恋をしたときではありません。

私が聖母でなくなったのは、プロデューサーさんに自分を犯させたときでもありません。

私が聖母でなくなったのは

自らの弱さで愛する人の心を捻じ曲げたときなのです。


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