【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【二十三輪目】
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◆QhFDI08WfRWv
[saga]
2020/10/01(木) 01:40:14.20 ID:JAb2Z3xvO
歳をとっていくのは、少し怖い。
天乃を置いて、いなくなってしまうという未来を今からでも怖く思う。
けれど、少しでも長く傍に居たい
いつかこの体が、天乃と違って酷く衰えるとしても、
少しでもそれを遅らせたい。
夏凜「二度目の成人式とか、還暦、傘寿、卒寿……百寿。それをみんなで迎えるのが目標ね」
天乃「あら、簡単そうで大変よ?」
夏凜「バーテックスと戦い続ける以上の苦労が他にあるとでも?」
天乃「確かに、それはそうだわ」
命懸けの戦いを経た夏凜達にとっては、
死に物狂いで頑張る――なんてことは序の口で
それが勉強だろうと運動部系の何かであろうと必要であれば全力で頑張ることが出来るし、
そうしてしまえば、とても優秀な成績を収めることは容易だった。
それでも、健康な体で長生きすることが簡単だとは思えない。
けれど――だとしてもだ。
夏凜「私達はずっと、天乃と一緒に居たい。私も、子供達も、その子供……それは今は考えたくないけど」
娘、孫、ひ孫……そして、天乃と同じく長く存在し続けられる精霊達。
たとえ自分たちが去って行っても、きっとみんながいてくれる。
夏凜はそこまでの想いを抱きながら、言葉にはせず、ただ口元を綻ばせて
夏凜「だから――まぁ、これからもよろしく」
天乃「ふふ……なんだか、ちょっと気恥しくなるけれど」
改まっての申し出
頬を赤くしている夏凜に目を向けた天乃は思わず声を出して笑って
天乃「ええ、末永く――宜しくお願い致します」
そう、返した。
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