126:名無しNIPPER[sage]
2020/10/03(土) 22:26:23.93 ID:93zL3GWf0
魔王「まさか竜人族が来るなんてね」
魔王「過去を悔やんで償いに八つ裂きにでもされに来たのかしら?」
「それで我々竜人族への怒りをおさめていただけるのでしたら」
魔王「ふん、つまらないわね」
魔王「竜人族と言えば大昔は魔族と世界の覇権を争い、最近では打倒魔族の勢力に加担して鉱物や宝珠を提供しお父様を討ったこの剣が作られた元凶でもある種族」
魔王「それほど魔族が嫌いなクセによく来たと思ったら死ぬ覚悟まで決めてるなんてねえ」
「その剣は……何故あなたが?」
魔王「勇者ちゃんに貰ったの」
魔王「ちなみにこの剣凄いから、斬りつけてあげたらあんたの覚悟もあっさり砕けて命乞いしたくなっちゃうわよ?」
「……」
魔王「ふふ、安心して、おっさんをいたぶる趣味は無いから」
「ありがとうございます……」
魔王「で、何の用なのかしら?」
「竜人族の繁栄のためには魔族と友好関係を築く必要があると思い、そのお願いに参りました」
「貢物もご用意いたしましたのでどうぞお収めください」
魔王「これか……ふーん、鉱物に宝珠、里の名産品……今日のために頑張ったのがよく分かるわ」
魔王「私も憎しみに囚われていては前に進む事が出来ないと思っているから申し出を受けてあげるわ」
「ありがとうございます」
魔王「ただし、あんた達と一緒にこの剣を作った仲良しの鬼族の族長に私の所に来るように伝えなさい。それが果たされた時に正式に話をまとめましょう」
「かしこまりました」
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