75: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:58:24.83 ID:c76wxhWY0
「勘違いしないで、私は自分で選んだの。私の素敵なご主人様の糧になることこそ、私が生まれてきた理由だから」
狂気染みた言葉を、さも当然のように口にするマックス。
「その証拠に……ホラ」
76: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:58:57.17 ID:c76wxhWY0
「私は、ご主人様のただのお嫁さんではないわ」
純白のフリルが小さく揺れる。
「夫婦生活も主従関係もこなし、ご主人様のために人生すべてを捧げる存在、それがおよメイドよ」
77: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:59:29.18 ID:c76wxhWY0
「何があなたをそうさせるの?」
「その質問、あなたに返すわ。どうしてそこまでして『ご主人様』に尽くすの?」
「それは……」
78: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 01:00:02.23 ID:c76wxhWY0
「私とご主人様は『遺伝子クリティカル』なのよ」
「それは何?」
「私たち女の子は、その男性が最適な遺伝子を持っているかどうか、臭いで判別できるの。この相性が良ければ、たとえどんなに臭い人でも、その子にとっては病み付きになる香りになるわ」
79: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 01:00:34.03 ID:c76wxhWY0
「かつて艦船だった私たちは、人の温もりに飢えているわ。そこで出会った人が遺伝子レベルで最高の相性だったらどうなるか……その結果が私」
「自分の人生を、その人の性奴隷として投げ捨てることが出来る……と?」
「当然。だって、それだけ尽くしたい人なんだもの。この想いの前では、年齢や性癖や自分の意志なんてゴミ同然よ」
80: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 01:01:07.77 ID:c76wxhWY0
「でもあなたも、同じことをしているのよ?」
「私が?」
「どんな手を使ってでも『ご主人様』に被害が及ばないよう尽力してるんでしょう?」
81: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 01:01:42.15 ID:c76wxhWY0
「……あら、もうこんな時間」
少女は立ち上がる。
「え?」
82: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 01:02:13.98 ID:c76wxhWY0
「どうして、教えてくれたの?」
「……フフッ」
小さな微笑み。
83: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 01:02:45.78 ID:c76wxhWY0
「一つだけ教えてちょうだい」
私は尋ねる。
「いくらでもどうぞ」
84: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 01:03:17.60 ID:c76wxhWY0
「彼のザーメンティッシュを嗅ぎなさい」
「ざ、ザーメン……ティッシュ……」
「そうね……この部屋で、鍵は開けて、それでティッシュを嗅ぐの」
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