【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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147: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/08(木) 23:42:48.79 ID:OWfdUIpSo

陽乃「乃木さんなのか貴女なのかどちらかにして貰えないかしら」

若葉「くふふっ……たとえ戦いの果てに尽きたとしても残る者共が価値無き命であれば徒死に同じよ」

若葉の顔で、若葉が浮かべないような笑みを浮かべる

命を賭けても報われないなんてあんまりだろう。とは、若葉の言葉だと陽乃は苦笑する。

九尾はそんなこと言わない。

陽乃「貴女にとっては、この世界に生きている人なんて護る価値無いんでしょうね」

若葉「いかにも。妾にとっては有象無象よ。護るのは主様であって妾ではない」

くつくつと笑う若葉は、

すっかり伸びたうどんの入った小鉢をトレイごと脇に避ける

若葉「手は貸す。しかし、妾は主様の望み以上に価値無き者共を救うことなどあり得ぬとゆめゆめ忘れぬでないぞ」

陽乃「あら……そういう助言をしてくれる優しさはあるのね」

若葉「難癖をつけられても困るからのう」

若葉はそういうと、体をだんだんと透過させて

若葉「主様がここを離れることも留まることも止めはせぬよ」

そう言い残して九尾が消え、残された二人分の伸び切ったうどん

陽乃はどうしたものかと、ため息をついた


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