【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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240: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/12(月) 21:15:48.01 ID:eA8Rhf28o
陽乃「ふぅ……」
息を吐いて、心を落ち着かせる
ゆっくりと右手を前に出し、右側面を千景へと向けていく
そうして態勢を整えた陽乃は千景へと笑みを浮かべる
陽乃「……どうぞ。郡さん」
千景「馬鹿に、してるの……?」
陽乃「ううん、貴女の実力が見てみたいだけ……私の拳は、たった一度でも貴女の実力を奪ってしまうもの」
千景「っ」
千景のように鋭利な武器ではないが、陽乃の拳の一撃は重い
それは千景の内臓を破壊しない程度の物であっても
鈍い痛みを千景に産み落として、動きを鈍らせる
そうなったら、もう千景は本当の実力は出せなくなってしまう
千景「許さない……!」
陽乃「うん?」
昨日のことだってそうだ。
自分の方が上手だからと、わざわざ不利な条件での戦いを求めた。
ひなたや若葉が気にかけても、自分よりも千景が心配だと余裕を見せた。
見下されているとしか思えない。
取るに足らない程度のものでしかないと――
千景「馬鹿に――してッ!」
千景は陽乃に向かって勢いよく踏みこむ
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