【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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251: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/12(月) 22:05:24.26 ID:eA8Rhf28o
陽乃の千景と違い、飛ぶように距離を詰めていく
床を一気に蹴り、最小限の減速で加速させていくその詰め方は、
千景にとってはほぼ一瞬の肉薄だった
千景「っ!」
陽乃「ってぇぁッ!」
目の前にまで迫った陽乃の、左拳
千景はそれを、大鎌の柄で受け止める
陽乃「!」
千景「っぁ……」
弾き飛ばされて、千景の体が仰け反って
けれど――二度目はないと千景は踏みとどまる
彼女は侮っている
見下している
それを無いものとして目を閉じ耳を塞いで閉じこもっても――勇者になる前と何も変わらないではないか
無かったことになどなるものか
痛みを覚え、言葉に俯き、悪意に震える
そのはずなのに。
それらを今でこそ受けているはずの人は――
千景「貴女は――ッ!」
千景は歯を食いしばって、叫ぶように大鎌を振るった
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