【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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252: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/12(月) 22:16:31.56 ID:eA8Rhf28o
その一閃は陽乃の予測を大幅に超えて素早く、肌を切りつける
勇者の力があろうと生身に変わらない陽乃の左腕からは鮮血が迸って
ゆっくりと血が溢れて流れ出していく。
大怪我というには浅く、すぐに血が止まる程度の傷
けれど、確かな一撃だった。
千景「はっ……はぁ……」
陽乃「ん……」
左の腕の部分。
千景につけられた傷を陽乃はぺろりと舐める
流れる血は、三年前に嫌というほど味わった頃と変わらない。
逆流していく胃液の不快感がない分、美味しいとさえ感じられるようで
陽乃「ははっ……あはははははっ」
千景「!」
若葉「久遠さん?」
陽乃は思わず笑ってしまう。
とても高く、響くように
体が熱い……傷なんて気にならないほどに昂っている
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