【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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3: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/03(土) 00:27:25.23 ID:QbAWLxztO

√2015年07月30日 夜 学校


とても大きな地震が各地を揺るがした。

それはまるで今までの日常と交代したかのように、断続的に続く。

友人の一人は「揺れて怖かったね〜」と、にこやかに言う。

知人の一人は「世界の終わりかもね」と、冗談めかして言う。

日本にとって、地震はある意味では死よりも近しい存在であると誰かが言っていた。

だからというわけではないけれど【どうせ大丈夫だろう】という考えが、

子供達にはあったのかもしれない

けれど、陽乃はどうしても不安だった。

確かに、まだ小学生の私でさえ数回経験するほどに日本には地震が多い

でも、いつものように治まってくれる。とてもそうは思えなかった

陽乃「……星が、見える」

「陽乃ちゃん?」

陽乃「見えない? 沢山の星が、少しずつ少しずつ」

「え〜?」

避難所になっている学校の校庭、

暇を持て余している子供たちがまばらにいる中で、隣にいたクラスメイトの子が首をかしげる


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