【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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351: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/18(日) 17:29:33.26 ID:Z9qlIiLCo
陽乃「三人は?」
「……ご無事、ですよ」
看護師は何を思ったのかやや顔を顰めたが
すぐに改めて無表情になっていく
千景はまだ目を覚ましていないが、腹部に痣が残っている程度で
それもしばらくしたら消えるだろうとのことで、
友奈に至っては数日無理は控えるべきだと言われているものの、
麻痺してしまった右腕は動かせるようになったそうだ。
若葉に関しては、傷を負っていないというのだから……陽乃は思わず安堵のため息をついた
陽乃「乃木さんには感謝してもしきれないわ」
「そうですね、乃木若葉様が居られなかったら、今頃勇者様二名がお亡くなりになられていたかもしれません」
陽乃「………」
そうだ。
若葉が阻んでくれたとは言っても
陽乃が覚えていないと言っても
人々にとっては、陽乃こそが勇者を殺害しようとした最悪の存在なのだ。
看護師の感情を削いだような表情の中、瞳にだけは怒りが感じられる
憎悪が感じられる。
なぜおまえなんかを……という、嫌悪感を感じる
1、ごめんなさい、私が悪かったわ
2、そんな感情を向けると、殺されてしまうわ
3、本当にね、どうして私が勇者なのか不思議よね
4、ずっとこのままにするくらいなら、いっそ追放してしまえば良いんじゃない?
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