【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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355: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/18(日) 17:49:13.09 ID:Z9qlIiLCo
陽乃「本当にね、どうして私が勇者なのか不思議よね」
「……久遠様は勇者とされているだけです」
陽乃「知ってる」
「ご自身の御力が危険だと、理解されているのですか?」
陽乃「十分、理解しているつもりよ」
とは言うが、陽乃も九尾の力の全てを理解しているわけではない。
あくまで、その力が危険であることは間違いないと確信しているだけだ。
陽乃「でも郡さん達が死ななかったって言うことは、勇者を殺す力はないのかも……」
「そうとは限りません」
看護師は陽乃の言葉を瞬時に否定した。
さっきまで無機質にも感じられた声には怒りが滲んでいる
陽乃以外の勇者たちはみんな、世界の期待を一身に背負っている。
希望を託されている
そんな少女たち、たった5人の内2人を殺害しようとしたのだから仕方がない。
陽乃はそう考えて、諦念を持って言葉を飲み込む
陽乃「ごめんなさい。そうであって欲しいってだけだったの……軽はずみに祈るべきじゃなかった」
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