【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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408: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/21(水) 21:51:08.81 ID:nkYjHLfFo
全員が死んでしまったとは考えたくない。
しかしながら大半が亡くなってしまっただろうし、
それと同じくらいの人々が心に傷を負ってしまったのだ
かつても、歩いていれば多くの人とすれ違うなんて言う人口密度は感じられなかったが、
それでも、人の気配があった。
時折聞こえる犬の声、車の音、子供たちの元気な声
確かな日常がそこにあったのだ
陽乃「………」
『主様の責ではあるまい』
陽乃「でも、私が守らなければならないことだわ。これ以上酷くならないように、これ以上戻れなくなってしまわないように」
『主様を悪としている人間じゃぞ』
陽乃「それでもよ……私は助けたいと思ったから力を借りたんだもの。たとえ、それが悪魔の力であっても……」
助けた人々から迫害されるのだとしても、
自ら選んで掴んだのだから、自分は自分の目的を見失わずにいられればいいのだ
その果てが理不尽な結末だろうと。
――本当に?
陽乃「っ」
『主様、寄宿舎に戻るつもりかや?』
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