【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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409: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/21(水) 22:11:37.26 ID:nkYjHLfFo
総毛立つような悪寒を感じたのと同時に九尾の声が聞こえる
聞こえるのは陽乃にのみなのではたから見れば独りぼっちだが、
陽乃の身体から延びる影は体以上に大きく広がり、
近くの木陰に重なっている部分からは、狐のような顔が陽乃を覗いている
そう言った感覚に鋭敏な人がいたら、悲鳴を上げて逃げ出すことだろう。
『主様は正式な退院ではなかろう? 少々厄介なことになると思うがのう』
陽乃「そう……よね」
何も考えていなかったとはいえず、頷く。
足を止めた陽乃は近くの車止め用のポールに腰かけた。
陽乃の生活に必要な数々の私物はすべて寄宿舎の自室である
端末は取り上げられているので、無し。
当然所持金もない。
陽乃「私一文無しなのよね」
『そこらの人間に取り入ってしまえばよい。妾ならば容易じゃぞ』
陽乃「でしょうね……」
九尾の力はついさっきから十分に分からされている
そのうえで、九尾の狐の伝承を考えれば、言葉に偽りがないのは明白だった
1、友達の家に行くわ
2、それが出来るなら、寄宿舎に行くくらいは余裕でしょう?
3、このまま、四国から出たいって言ったら、どうする?
4、取り入るってどうするつもり?
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