【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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417: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/22(木) 22:17:45.28 ID:OppCUMBno
陽乃「取り入るって、どうするつもりなの?」
『魅了してしまえばよい。妾の力ならばそれも容易にこなせようぞ』
陽乃「魅了って……つまり、洗脳みたいなことをするってこと?」
『人間を蠱惑することが、主様にとって洗脳というのであればそうであろうな』
九尾の伝承は、そのほとんどが魅力的な女性として知られており、
その魅力ゆえに国を滅ぼすこともあったとさえされている。
九尾にとって、それは力の一端でしかない。
人間を魅了すること、それは九尾の誤認させる力―幻術―の一端でしかなく、
洗脳かどうかなど、彼女には関係ないらしい。
陽乃「……私を、その誰かの子供にしたりもできるの?」
『実の娘というのは状況によって無理があろうが……遠縁の娘としてなら無論じゃ』
陽乃「でも、貴女としては子供なんて不自由だと思うのでしょう?」
『異論があるかや? 子は親という厄介な存在がおるではないか。解放されて早々に己に枷をつける必要張るまい』
陽乃「それは」
九尾の言いたいことも、陽乃は分かる
けれど、と……陽乃は顔を顰めた
陽乃「それってつまり、誰かの恋人とかそういう存在に成り代わるってことでしょ? 無理だわ」
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