【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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418: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/22(木) 22:58:20.69 ID:OppCUMBno

陽乃は首を振って、九尾の影から目を背ける。

三年前、まだ平和だったころの陽乃には異性同性関係なしに友人がいた。

しかし、あくまで友人であって恋人ではない。

何より、まだ高校生にも至っていない陽乃には、大人の女性という立ち位置は聊か無理があるだろう。

陽乃自身もそう思っているからか、困った顔で息を吐いた

陽乃「百歩譲って、娘という立場ならどうにかなると思うわ」

『娘ならば何の心配もいらぬ』

九尾ははっきりと言い切る

『妾の力ならば、容易じゃぞ』

陽乃「それは分かっているんだけどそもそも、誰かの子供なんて……」

九尾の力ならば絶対になり切れるという信頼はある

ただ、陽乃が鳴りきる誰かの保護者は亡くなったか、天空恐怖症候群によってどうにもならなくなってしまったか

とにかく、悲しい過去を持っているということになることだろう

そして、そのことに同情されることだろう

陽乃はそれが受け入れられなかった


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