【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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439: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/23(金) 23:01:39.71 ID:5zfZ4fLFo

わざとらしい言葉遣いで問いかけてきた九尾は、

ベンチに座ったまま、何も言わず首を振る陽乃を見つめて、目を細める

影が不自然に伸びて陽乃の隣に人の形を作ると

それは次第に物質化して、完全に人間……

陽のも知っている、上里ひなたの形をとった

ひなた「そしたら、どうしますか?」

陽乃「……上里さんもできるのね」

ひなた「久遠さんの状況は……控えめに言っても悪いです」

一つ、帰れる場所がない

一つ、所持金も所持品もない

一つ、認識を誤魔化さなければ捕らえられてしまうかもしれない

九尾は指を立てながらそう話して

困りましたね。と、ため息をついた

ひなた「数人、殺してもかまいませんか?」

陽乃「上里さんの声でやめて……」

ひなた「運が良ければ一人で済みますよ? お金を持っていそうな人を――」

陽乃「駄目だって言っているでしょう」


1、寄宿舎に帰るわ
2、もう、ここを出ていく
3、貴女の娘になるわ
4、しばらく一人にして
5、大丈夫だと思っていたけれど……やっぱり、辛いわね


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