【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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44: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/04(日) 14:45:37.41 ID:6v3Hokh5o
凄惨な災害の後だから、仕方がないと陽乃も思う。
今陽乃が冷静でいられるのだって、
自分に戦う力があるからであり、
それゆえに、決して心折れるわけにはいかないと思っているからだ。
そうでなければ自分が死ぬ。
それはまだいい。
自分の無力さで奪われるのだから、抗い敵わなかった結果だ。
だが、自分が奮い立てば守れたはずの命を奪われるのだけは認められなかった。
信憑性のない言葉で促すのではなく、
自ら動いていれば救えたかもしれない多くの命が目の前で奪われた。
断末魔の叫びが今も耳に残っている。
救いを求め、伸ばされた手がボトリ……と、落ちるのを見た。
死んだばかりの――生々しい血肉のにおいが、まだ鼻をつく。
そんなのは嫌だ。それはもう嫌だ。
だから、陽乃は今もまだ立っている。
陽乃「こんな停め方されちゃうと、通れないのに……」
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