【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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45: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/04(日) 14:57:37.08 ID:6v3Hokh5o

道を遮断するかのように止められている車の周りを軽く歩いて、

坂道になっている側にあるガードレールを軽く触る

足を踏み外せば下水に真っ逆さまだが、何とかなる……と陽乃は思って

その反対側、塀になっている部分をよじ登る

『何をしておる』

陽乃「向こう側に行きたいの」

『そんなもの、その邪魔なものを壊せばよかろう。主様に与えた力を使えば優に破壊できよう』

陽乃「嫌だよそんなの。この力は守るためのものだよ。傷つけるためになんて」

『それは人間ではあるまい』

陽乃「壊された人が、傷つくの」

『そういうものかのう』

理解出来ないといった様子の九尾の狐の吐息に、

陽乃は小さく笑って、車を越えた先の道に飛び降りる


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