【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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50: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/04(日) 16:34:14.95 ID:6v3Hokh5o
母親は軽く頷くと、車が停まる
「怒ったのは、貴女が【人身御供】という言葉に興味を持ってしまったから」
陽乃「ひとみ、ごくう?」
「久遠家の先祖は神降ろしにおける、依り代の役割を担っていたの。その話に、触れそうだったのよ」
母親はむしろ止めずに聞かせてしまうべきだったかもしれない
そう、後悔したように首を横に振る
知らせていれば、母親がなぜこんな時に神社に残る必要があったのか
その話もできただろうし、陽乃に戻ることを躊躇わせることだってできたかもしれないからだ。
「依り代は、言い換えれば生贄のようなもので、私達は……捧げられる」
陽乃「さ、捧げられるって……」
「あと少し……あとほんの少しだけ貴女が寄り道をしていてくれたら」
母親は今さら言っても仕方がないことを呟き、
そうして、諦めたように目を閉じる
陽乃「お母さん、私……私ね。戦えるんだよ……降って来た化け物と。だからっ」
「陽乃ちゃん……それは、本当なの?」
陽乃「本当っ、本当だよっ、だからお話してやめて貰おうよっ、お願いっ」
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