【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
↓ 1- 覧 板 20
510: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/26(月) 20:28:36.58 ID:80k7U8hDo
久遠家が奉っていた神々は、
神社への放火によって居場所を奪われている
それに憤りを覚え、愛している……らしい陽乃がこんな状況に陥っている
さて、神々はどうなっているだろうか?
九尾は悍ましささえ感じさせるような表情を見せると
ニヤリと口元を歪ませる
それは人の作り出される口の大きさを超えているようにさえ、見えてしまう。
千景「貴女に憑いている神で最も厄介なのは、伊邪那美命でしょうね」
陽乃「イザナミ様……」
千景「かの神は愛と誓約に重きを置き死を誘うのよ……分かるでしょう? 貴女の境遇は、彼女にとって人間を滅ぼすに値する裏切りの中にある」
陽乃「それって、貴女よりも不味いの?」
千景「ふふふっ、私も九尾として死を与える性質はあるけれどかの神は私のそれなんて足元にも及ばないわ」
九尾はそれが軽いことのように言うが、
九尾が足元にも及ばない死の性質を持っているとなると、
勇者でさえ……神々でさえ、その力の影響を受ける可能性が高い
そして、その神が人々に怒りを覚えている
陽乃「その神様が、貴女のように私の主導権を奪う可能性は?」
千景「さぁ? 私の預かり知らないことよ。言っておくけれど、いくら貴女でもかの神を扱うのは命を削るわ」
陽乃「九尾の力でも血反吐を吐くんだけど……」
千景「そう言えばそうだったわね……残念ながら、貴女の神は器を壊しやすいみたいね」
1002Res/512.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20