【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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518: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/26(月) 22:19:52.99 ID:80k7U8hDo
ひなた「困りましたね……虫が苦手ですとここでは寝られませんよ?」
陽乃「苦手じゃないけど寝てるときに服の中に入られたりしたりしたら嫌でしょ?」
ひなた「ん〜……私は別に気にしないですね。体中這い回られるのには慣れていますし」
陽乃「えぇ……」
にこやかな笑みを浮かべるひなたから目を逸らして、
少し離れた先、屋根が崩れたところから差し込んでくる月の光を見上げる
九尾のようにとはいかなくても
慣れていかなければいけないのだろうと陽乃はため息をつく
ひなた「出来ることもありませんし、眠ってしまったらどうですか?」
陽乃「寝てるときのことで悩んでいるんだけど……」
ひなた「ふふふっ、そうでしたね。私は眠る必要がないので見張りをしておきますよ」
陽乃「上里さんの姿で?」
ひなた「そこはもちろん。私の本来の姿でですよ」
普段は影に潜んでいる九尾は、
周りに人もいないからか、ひなたの姿でグッと体を伸ばす
陽乃は神社に来る途中に自販機で買ったペットボトルの水を一口飲んで
膝を抱え込んでいく
陽乃「お腹空いた」
ひなた「食べます?」
陽乃「虫は嫌」
目も向けずに断って、持ち出した財布の中を見る
一応、勇者として扱われるにあたって多少の報奨金が与えられるので
それなりにお金はあるのだが、むやみやたらと使い潰していいものでもない
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