【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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557: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/29(木) 20:25:33.87 ID:FMAABe/eo
陽乃は、神社から徒歩30分ほどの距離にある日帰り入浴の可能な温泉施設に来ていた。
陽乃の実家と神社があった伊予市は愛媛県の中で中予地方に属しており、
都市としては松山の方が当然上なのだが、伊予市にも一応温泉施設が存在している
陽乃「着いた……」
杏「お疲れ様です」
神社から歩き続けてきた陽乃は、
帰りも同じなのだろうかと気が狂いそうにもなったが、
日が暮れてから移動するなどしたらどうにかなるのではないかと、考えを改めて、施設案内を見る
陽乃「よしっ」
杏「日帰り、ですか?」
陽乃「これなら300円で良いのよ。これを毎日って考えると月に約1万円かかるけど」
杏「だとしたら回数券を買いますか? 12日で約2千5百円なので、お得ですよ」
陽乃「そもそも毎日じゃなく、隔日で……」
杏「あぁ、当然ですけど私を勘定に加えないでくださいね? 私は不衛生になりようもない体なので」
手をパタパタと振って意思を見せる杏……九尾を一瞥して、
陽乃は少し考えて頷く
九尾は偽る同行の前に、霊体のため汚れの心配がないそうだ
それはとても羨ましいのだが……そうなるわけにはいかない
そもそも、九尾は陽乃の影に隠れて入り込むことが出来るので支払いの必要がない
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