【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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709: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/11/08(日) 18:30:00.01 ID:FmzRiwS4o

杏は小学生の頃病弱で一度、原級留置となっている

そのため、1年、2年と仲良くなった友人達からは一つ遅れ、

年下のクラスメイトと同じ学年となってしまった。

それがきっかけで、だんだんと疎遠になり、独りになることが増えた。

杏はそう言った経験もあって、家に友人を呼んだことはないのだ。

いや、呼べなかったのだ。

陽乃「私は……その、とてもと言うほどではありませんが、良くして頂いています」

杏「……あ、えっと、久遠さんはね。伊予市の方なんだって」

「知っているよ。話も噂も、色々と耳にするからね」

杏「お父さん、久遠さんは――」

「分かっている。見ればわかる……噂ほどの極悪人なら、こんな顔つきはしていない」

陽乃を見つめ、

そう言い切った杏の父は、自分の前に置かれているティーカップに口をつけたが、

杏の母親はそれを一瞥して「何言ってるんだか」と苦笑する

「あなたの人相判断なんて、映画で見たマフィアが参考じゃないの」

「ぶふっ」

球子「うわっ」

「も、申し訳ない――お前が余計なことを言うから」

「あなたが下手なこと言うからでしょ。もう、球子さん大丈夫?」

球子「あ、はい……大丈夫です」

杏「顔にかかってるよ、タマっち先輩」


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