【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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935: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/12/07(月) 22:38:45.04 ID:bpJwDYqWo
√ 2018年 8月3日目 夜:伊予島家
『あの小娘は殺めても良いのではないかや?』
陽乃「誰のこと? まさか、土居さんとは言わないでしょうね」
『言うとも』
くつくつと喉を鳴らすように笑った九尾は、
不意に息を引き込むような音を立てて陽乃から伸びる影が揺らめく
九尾は冗談めかした声色だが、本気だろう
『あの娘は伊予島杏が主様について行くと言って聞かぬことに、不満を抱いている』
陽乃「……盗み聞きしたのね」
『無論、ただの嫉妬ではあるまいよ。それにて、主様が守護することを約束出来ぬことに……であろう』
陽乃「それは、だって……出来ない約束なんて……」
『であろうとも、主様に付き従おうという愚か者がおる。それが己が思う者であるならば、癪にも触る』
陽乃「………」
『己が救うと決めた娘よ。あやつも』
陽乃「貴女、いったいどこまで……」
九尾は、陽乃の影に潜んでいるように見せてはいるが、
別に離れることが出来ないわけではない
陽乃と会話をしていない時、
九尾はいつも、どこかへと足を運んでいるのかもしれない
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