【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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947: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/12/10(木) 00:18:20.04 ID:684tF05Co

陽乃「ねぇ、一つ確認したいことがあるのだけど」

真剣な声色でそう切り出した陽乃を見つめるようにしていた影が、

ゆらりと揺らめいて瞳を閉じる動きを見せる

陽乃「貴女……この家と、伊予島さんのご両親を護り切れる自信はある?」

『ほう?』

陽乃「どうなの?」

『妾が守護する理由がなかろう』

陽乃「自信がないから?」

『くははははは! 妾にそれが有用だとでも思うとるのかや?』

陽乃の挑発めいた言葉は、九尾には意味をなさない

むしろ、笑えてさえ来てしまうのだろう

高笑いした九尾は特別怒った様子もない

『主様が守護すればよい』

陽乃「そうできない時もあるでしょう?」

『ふむ……なるほど』

多少の興味も湧いていないような声

考える素振りを装った呟きを残した九尾は、ふっと息を引く

『伊予島杏の肉親二人の守護など、妾の尾が例え一つであっても容易であろう』


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