天空橋朋花「夢の中ならレ●プしてもいいとお思いですか〜?」
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18: ◆FreegeF7ndth[saga]
2020/11/15(日) 00:04:26.72 ID:KEtNYIh3o

※14

「……動かな……朋花、俺を止めたのか、どうして……!?」
「さぁ〜? あなたが知るのは、いつのことになるのやら」

 朋花が左手のひらを床へ向けると、まるで指図されたようにプロデューサーの腰が抜けた。

「あなたは、ときどき……おそろしく察しが悪くなりますからね」

 床に座り込んだプロデューサーに、朋花はしゃがみこんで視線を合わせた。その所作は、直前まで陵辱されていた男に相対しているのに、まるで子供を相手にした保護者のように堂に入っていた。

「二度も私に黙って去っていこうなんて、よっぽど後ろめたいことがおありのようで」

 対してプロデューサーは、まさにいまから叱られようという子供。目を伏せようとしたが、かなわなかった。朋花の左手が、今度はプロデューサーのあごを絡め取って、あっさりと視線を朋花の顔へ向けさせた。

「そんなに、私に欲情したのが罪深い……とお思いで。私の前から、黙っていなくなるよりも」

 もはやプロデューサーは、朋花の許しなしに一言半句も紡げない。

「……『情欲を抱いて女を見る者は誰でも、すでに心の中で姦淫を犯したのである』……ご存知ですよね?」
「う、ぁ……っ」

 朋花の左手が、プロデューサーに食い込む。指先が動脈越しに心臓の鼓動をすくい、縛る。

「痛みますか〜?」
「い、痛、ぁ……えっ、痛みが、ある……? まさか、これ、夢じゃ――」
「――夢ですよ。でも……事ここに至れば、どちらにしたって同じこと」

(私に欲情して、犯した。それを罪と思うなら、もうあなたは手遅れ。私から離れたって、私から許されない限り、自罰意識で潰れるだけ)

 朋花は、プロデューサーが自分なしではやっていけないと――そうなってしまうほど、彼の心の深みに夢を通して入り込んだと――信じた。
 仮にそうでないとしたら、これからそうしてあげようと

「あなたは、私の元に戻るしかないんです。それがおわかりにならないなら……私が、これから叩き込んであげましょう」

 そこにあるのなら迷わず護ってあげる、忘れないで――と口ずさみかけて、朋花は自分の気負いっぷりがおかしくて、つい頬を緩めてしまった。



「あなたの夢の中で、私があなたの足を止められた。あなたが、本当は私に止めてほしかった……そうでしょう?」

 朋花は、プロデューサーを首絞めから解放しても、その圧迫の余韻も引かぬうちにペニスをむんずとつかみ、強引にしごきたてた。まだ生々しい交合の余韻がぬちゃぬちゃと鳴った。プロデューサーの口からうめき声が、鈴口から出し残った精液が弱々しく漏れた。

「な、ぁ……朋花、なに、を……っ」
「おとなしくすることです。さっきの私と同じぐらい、ね」





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