【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【2頁目】
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437: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/02/13(土) 00:10:01.95 ID:1LDkWQUvo
「知っている人も……いるのでは?」
陽乃「ん……」
昨日話しかけてきた隣人の女性
数少ない肯定してくれる一人である女性は、
恐る恐ると……口を開く
「確かに、噂にあるような姿を目撃した方がいるかもしれません。でも、そうではない姿も多くの人が見たはずです」
血塗れの少女
山ではなくとも、死体の近くに佇んでいる少女
その姿を見た人も少なくはないだろうが、
その死体を食い漁っていた本当の化け物と戦う少女を見た人もいるはずだ
襲われそうになっている赤の他人を助け、恐れられ、
逃げるを追わず追わせず歯を食いしばっているのを、見た人だっているはずだ
「だけど、それは役目を放棄したせいだって話じゃないか」
「しっかり役目を果たしてれば、今頃元の生活に戻れていたかもしれないだろ」
「自分の命惜しさにその何百倍もの犠牲者出したって事なんでしょ?」
球子「っ」
陽乃「………」
陽乃の影が揺らめいて
それよりも強く、すぐそばの小柄な勇者がこぶしを握り締める
1、それの何が悪いの? もしかして、貴女だったら喜んで死ぬの?
2、ええ、そうよ。それで?
3、言わせておきなさい
4、余計なことしないで
5、九尾、脅かすだけよ?
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