【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【2頁目】
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504: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/02/15(月) 21:46:11.63 ID:K2SsYy4jo
酷く冷たい手が、陽乃の頬を撫でる
九尾が先日話してくれた、九尾ではない力
彼女をもってして、最も厄介だと言わざるを得ない存在
――伊邪那美命
陽乃「わた……し……」
九尾は言った
貴女が滑稽にも人を殺めることを良しとしないからなりを潜めている。と
だが陽乃は今日、人を殺してしまった
九尾の力によるものでもなく、自分の力で。
多くの人に裏切られ、石を投げられ、憎悪の対象とされていた
彼女が表に出てくる理由としては十分すぎると言っても良い
「貴女は私の子。可愛い子。お願いを聞いてあげても良い」
だから。と、人の形をした憎悪は笑う
「人間なんて、殺してしまいましょう。貴女を傷つける人間も、それらの世界も。全部殺してしまいましょう」
それが、救い
それが、施し
「貴女はゆっくり、眠りなさい。私の可愛い子」
1、だめ……
2、殺してほしくない人もいるの
3、だったら……力を貸して……遠くに行く、ための力
4、私、死にたくないの
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